B5Gこんそ 総会 20240308 102452 会議の録音

高橋亮
7 Mar 202435:03

Summary

TLDRこの会議の議事録では、ビヨンド5G推進コンソーシアムと第5世代モバイル推進フォーラムの統合が示唆され、新しい組織体「XGモバイル推進フォーラム」の設立が提案されています。新フォーラムの目標や活動方針、組織体制などが説明され、5G普及とビヨンド5Gの実現に向けた期待と課題が議論されています。5Gの産業横断的な普及やミリ波帯の導入促進、一般への認知度向上、AI・非地球軌道網の活用など、先端技術の社会実装が強調されています。統合による総力を結集し、日本がリーダーシップを発揮することが期待されています。

Takeaways

  • 🔵 第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)とビヨンドファイブジー推進コンソーシアム(B5GPC)が「XGモバイル推進フォーラム(XGMF)」として統合することが決定した。
  • 🌐 XGMFは、デジタルトランスフォーメーションや新技術の実装に対応し、モバイル分野の発展と国際競争力の強化を目指す。
  • 💼 会員制度は基本的に有料(正会員年間15万円)だが、無料の準会員制度も設ける。
  • ⚡ XGMFの主な活動方針は、情報通信産業の競争力強化、ファイブジー/シックスジーの実現、機動的な特定課題対応、国際連携・情報発信の強化、多様な人材活用などである。
  • 🎯 当面のターゲットは、モバイル発展による情報通信産業の地位向上、ファイブジー普及とシックスジーの実現、特定課題への機動的対応の3本柱。
  • 🌐 国際標準化活動への貢献、アジア太平洋地域との交流拡大、メディアとの連携強化なども重視される。
  • 🔋 持続可能な開発目標(SDGs)への対応、AIがネットワーク社会に与える影響への取り組み、オープン・セキュア・レジリエントなネットワークの実現が課題とされた。
  • 👥 多様な人材が活躍できる体制作り、世界各国との連携強化、日本の先導的役割が期待されている。
  • ⌛ 4月から準備期間として第1フェーズが開始され、できるだけ早期にXGMFの本格運用を目指す。
  • 🔄 これまでの5GMFとB5GPCの活動は継続しつつ、新たなニーズにも対応していく。

Q & A

  • ビヨンドファイブジー推進コンソーシアムと第5世代モバイル推進フォーラムは統合されることになったのはなぜですか?

    -ビヨンドファイブジー(6G)の実現に向けて、推進力の強化、国際連携の強化、人材の集中化などを図るためです。2つの団体を統合し、新しい組織「XGモバイル推進フォーラム」を設立することで、日本の総力を結集して6Gの推進を図ろうとしています。

  • 新フォーラム「XGモバイル推進フォーラム」の主な目標は何ですか?

    -2つの主な目標が示されています。1つ目は、モバイル発展による情報通信産業の発展強化、もう1つは5G/6Gの実現に向けた活動拡大体制の強化です。具体的には、社会実装の加速化、事業開発力の強化、国際競争力の強化、オールジャパン体制の構築などを目指します。

  • 新フォーラムの活動方針には何が含まれていますか?

    -5つの活動方針が示されています。1)情報通信産業の発展強化、2)AIやコンピューティング技術への対応、3)特定課題への機動的な対応、4)国内外の推進団体との連携や情報発信の強化、5)組織推進体制のフラット化と多様な人材の活用です。

  • 新フォーラムの会員制度はどのようになる予定ですか?

    -正会員は基本的に有料会員制で、年会費は15万円を想定しています。正会員は総会や各ワーキンググループに参加でき、議決権を持ちます。無料の準会員枠も設ける予定で、イベント案内などの情報は受け取れますが議決権はありません。

  • 5G/6Gの推進に関して、吉田会長からどのような期待が示されましたか?

    -1)5Gの成功なくして6Gの成功はあり得ない、2)5Gのクロスインダストリー展開への期待、3)ミリ波の普及展開の重要性、4)国民への5G/6Gの魅力の周知啓発活動の重要性、5)SDGs対応や環境保全、AIの影響への対応、レジリエントなネットワーク実現への期待などが示されました。

  • 6Gのフレームワークで追加されたキーワードは何ですか?

    -ITUで承認された6Gのフレームワークでは、5Gを特徴付けるキーワードに加えて、「ユビキタスコネクティビティ」、「AIアンドコミュニケーション」、「インテグレーテッドセンシングアンドコミュニケーション」の3つが新たに追加されています。

  • ローカル5Gはなぜ重要視されていますか?

    -ローカル5Gの低コスト化が進み、異業種への普及展開が加速することで、クロスインダストリーコラボレーションが進むことが期待されているためです。ローカル5Gは5G/6Gの異業種展開の有力なトリガーと位置付けられています。

  • 6Gの実現に向けて、社会課題やニーズとの関連でどのような取り組みが必要とされていますか?

    -SDGsへの対応や環境保全への取り組み、AIがネットワーク社会に及ぼす影響への対応、オープンでセキュアでレジリエントなネットワークの実現などが重視されています。また、非常時のネットワーク確保の重要性も指摘されています。

  • 新フォーラムには、どのような人材の活躍が期待されていますか?

    -従来の受け身の姿勢から脱却し、個々の企業や個人が自らの工夫で5G/6Gの潜在能力を引き出していくことが求められています。また、女性を含むより多彩な人材が活躍し、それぞれの力を発揮できる組織となることが期待されています。

  • 新フォーラムで国際連携に関してどのような取り組みが予想されますか?

    -これまで以上に世界各国との連携協力を深め、実り多いものとなることが期待されています。その中で、日本が先導的な役割を果たせるよう、一致団結した取り組みが重要とされています。

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